
平成23年3月19日
炊き出し風景
おまけ
新元号『令和』になり、平成を振り返ってみると、日本各地で震災、災害が多くありました。
私どもは2011年(平成23年)東日本大震災時、3月11日の震災から9日後の3月20日を皮切りに「NPO法人東京パークレンジャーズ」(https://www.tpr.or.jp) と共に陸前高田市へ物資提供や炊き出し等で幾度も赴き、その中で現地の方々との交流を通じ、目に見えない大和魂と言われるような強さや優しさを学ばせていただきました。
そして元号が令和となり、新型コロナウイルスの影響で世界中様々な問題が起こっております。
東京オリンピック無観客開催もそうですが、飲食店経営者の方々やそれに従事されている方々、大学生はじめ学生及び関係各位大変な思いをされていると思います。日本全国、世界各国で何かしら影響を受けていると思います。弊社も例外ではございません。しかし一番は医療従事者の方々だと思います。常に感染と隣り合わせでハイリスクの中の医療活動ですから本当に頭が下がります。私たちも環境事業である廃棄物処理業者として皆様の廃棄物を取り扱っております。その中で再資源化する為の選別作業を行わなければなりません。行政の委託業務であれば作業員が感染したので資源物も一時焼却処分対応など行う自治体もあるようですが、私たち民間業者はそんな事はさせてもらえません。資源品の消毒や作業員の感染防止の為、マスク・ゴーグル(眼鏡)の着用、毎日数回の靴底・車内の消毒の徹底等行っております。マスクとゴーグルを着用しての夏場の炎天下や雨降り時の屋外作業は大変辛く難しく、苦痛以外の何ものでもございません。しかし静脈産業である環境事業者として、皆様から見えない所での努力と頑張りで皆様のお役に立って行きたいと思います。
令和2年(2020年)10月26日、第203回臨時国会の所信表明演説において、菅義偉内閣総理大臣は『2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す』事を宣言いたしました。更に令和3年(2021年)4月22日に政府地球温暖化対策推進本部会合にて菅義偉内閣総理大臣は『2030年までに温室効果ガス削減目標46%(50%を目指す)』と発表しました。これは地球環境を考えた場合に当然の選択であり、地球上の人間として皆が実行しなければならない事ではあると思いますが、その中でも、廃プラスチックの処理方法としてマテリアルリサイクル・ケミカルリサイクルできない物は、埋立て処分するより、サーマルリサイクルで熱利用までする事が理想だと考えられますので、非エネルギー起源のCO2排出の賛否は難しいところだと思います。国内でも島嶼・過疎地域では廃プラスチックを焼却・熱利用出来ない小型焼却炉を使用している所があり、日本国内でも改善しなければならない問題です。私達が少しでも役に立てればと思っております。環境設備がしっかりしていない途上国等の今後の動向も気になりますので、何か出来る事がないか模索し行動に移したいと考えています。
2050年までは約30年あります。自分達は何が出来るかと考えた時、「30年しか無い」と考えるか「30年もある」と考えるかにより対策や対応が変わってくるかと思います。私は前者でした。何をどうしたらカーボンニュートラルが成立するのかを考え続けましたが具体的な答えは出ませんでした。そこで考え方を少し変えて「あと30年ある」と考え、『2030年までに温室効果ガス削減目標46%(50%を目指す)』を当面の課題目標とすると、弊社では創業時から行っている『ゴミをリサイクル』を実践し、日々スキルアップしていく事が大事であるという結論に行き着きました。そして今まで以上に自然を大切にし、更には自然を作って維持していく事。
私たちの子供や孫、次世代の為の青く綺麗な地球環境を守る為「2050年カーボンニュートラル」を実現すべく、設立25年を経たゴミクルは今まで以上に視野を広く持ち環境問題の一翼を担えるように努力・精進し次のステップへ踏み出していきたいと思います。皆様のご理解・ご協力・お力添えの程、宜しくお願い申し上げます。
・・・・・弊社はクールビズを推進しております・・・・・
ゴミクルのSDGs
- 〇 廃棄物の適正処理及びリサイクル率向上・維持 ③.⑥.⑦.⑧.⑨.⑪.⑫.⑭
- 〇 社内安全運転講習を年数回の開催 ③
- 〇 NPO法人とのボランティア活動に積極的参加・協力 ①.②.③.④.⑤.⑧.⑬.⑯.⑰
- 〇 行政との災害時業務提携 ⑬.⑰
- 〇 暴対法に遵守した行動 ⑯
- 〇 地域こども110番参加 ⑤
- 〇 FSC森林認証マーク製品の購入・使用 ⑮
- 〇 ひとり親家庭・女性及び定年退職者積極雇用 ①.②.④.⑤.⑧.⑩
- 〇 女性役職者積極登用及び賃金制度の統一化 ⑤.⑧.⑩
- 〇 季節果物や農海産物を生産者様から適正価格での直接一括購入 ②
- 株式会社 ゴミクル
- 代表取締役 西村圭治
- 組織名
- 株式会社 ゴミクル
- 資本金
- 2,000万円
- 代表者名
- 代表取締役 西村圭治
他 取締役1名、監査1名、顧問弁護士(末次茂雄) - 所在地
-
- ・本社
- 江東区扇橋一丁目13番8号
- ・江東事業所
- 江東区扇橋1-14-5
- ・中間処理施設
- 江東区扇橋1-21-21
- ・八重山営業所
- 沖縄県石垣市字登野城366-2
- 従業員
- 26名(パート含む)
- 所有車
-
- ・2トンパッカー車
- 5台
- ・2トンアームロール車
- 5台
- ・上記コンテナ
- 22台(4㎥・5㎥)
- ・2トンゲート車
- 8台
- ・2トンロング車
- 1台
- ・2トンショート車
- 2台
- ・2トンダンプ車
- 1台
- ・軽車輌
- 2台
- ・営業車
- 2台
- ・フォークリフト
- 1台
- 令和4年度増車予定
-
- ・2トン車
- 2台
- 令和3年度取扱総重量
- 約9,000トン
- 会社履歴
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- 平成9年5月
- 有限会社ゴミクル設立
- 平成14年10月
- 資本金を800万円に増資
- 平成14年10月
- 江東事業所(積替え保管施設)開業
- 平成15年5月
- 資本金を1,300万円に増資
- 平成15年6月
- 本社移転
- 平成15年6月
- 株式会社に組織変更
- 平成17年4月
- 資本金を1,800万円に増資
- 平成17年7月
- 本社移転
- 平成17年11月
- 資本金を2,000万円に増資
- 平成24年10月
- 中間処理施設 開業
- 平成29年8月
- 八重山営業所 開業
- グループ会社
-
- ・株式会社メインサポート
- ・株式会社Orinsta
- 加入団体
-
- ・江東リサイクル協同組合
- ・SSSC
- ・NBIC
- ・NPO法人東京パークレンジャーズ
令和4年3月31日現在